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クラスペディア・グロボーサ
学名:Craspedia globosa
科名:キク科
原産地:オーストラリア
植栽場所:玄関側駐車場入り口
すらりと伸びた茎の先に、明るい黄色の花をつけ、通称ゴールドスティックとも呼ばれています。高温多湿に弱く、乾燥気味の土壌を好みます。咲き終わった花は、ドライフラワーにすることができます。
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ジギタリス
学名:Digitalis purpurea
科名:ゴマノハグサ科
原産地:ヨーロッパ
植栽場所:ガゼボ周辺
別名キツネノテブクロといい、キツネの手にちょうどいいくらいの花が咲きます。背が高くなるので、花壇の奥に植えるとバランスがよくなります。また、全草に毒性を持っているので、口にしないようにしましょう。
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トベラ
学名:Pittosporum tobira
科名:トベラ科
原産地:日本
植栽場所:カフェテリア裏道路脇
街路樹等でおなじみの植物です。花の香りは良いが、枝葉は切ると悪臭を発するため、節分に魔よけとして戸口に掲げられていました。そのため扉の木と呼ばれ、和名、学名ともにトビラ(扉)が訛ったと言われています。
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ヒトツバタゴ
学名:Chionanthus retusus
科名:モクセイ科
原産地:日本
植栽場所:ガゼボ横
山に雪が積もったような純白の花が咲き、一つ葉のタゴ(トネリコ)であることが名前の由来。自生している長崎県鰐浦湾の海面に映えて美しいことから「海照らし」という俗称や、ナンジャモンジャという別名もある。材が硬いので、野球のバットに加工されます。
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セイヨウミヤコグサ
学名:Lotus corniculatus
科名:マメ科
原産地:ヨーロッパ 分布:全国
観察場所:環境修復ゾーン,実技フィールド
多年草の帰化植物。道ばた、土手、野原などに生育し、踏みつけにも強いので農道などにも見られます。鮮やかな黄色の花が緑に映えます。在来のミヤコグサは花が1~3個集まって咲き、茎・がくは無毛で全体にどことなく優しげだとか。学内で見られたものは茎とがくに毛があるので、セイヨウミヤコグサと分かりました。
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ヤエムグラ(八重葎)
学名:Galium spurium. var. echinospermon
科名:アカネ科
原産地:東アジア・ヨーロッパ・アフリカ 分布:全国
観察場所:環境修復ゾーン
ムグラ(葎)とは一株で草むらのように生い茂る草のことをいいます。葉が1つの節に7,8枚もつくところからこのような名前になったのでしょう。5~6月に花をつけますが、2mmほどの小さな花をつけます葉には下面の中脈と縁に逆向きのトゲがあるので、服などにくっつけて遊びます。ムギ類の栽培と共に渡来した史前帰化植物とされています。
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ヒルザキツキミソウ
学名:Oenothera speciosa
科名:アカバナ科
原産地:北米中部
植栽場所:実技フィールド斜面
ツキミソウ類は夕方開花し朝にはしぼむ一夜花が多いのですが、本種は和名の通り昼に咲き2~3日はしぼみません。花は白色で開花後に淡桃色に変化しますが、桃色や黄色の園芸品種もあります。単にオエノセラといえば本種を指す場合が多いようです。冬にスイセンが満開だった実技フィールドの斜面はこの時期、ピンクのヒルザキツキミソウで満開です。
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ニワゼキショウ(庭石菖)
学名:Sisyrinchium arosulatum(atlanticum)
科名:アヤメ科
原産地:北米 分布:全国
観察場所:実技フィールド,芝生
帰化植物。明治の中期以降に日本へ渡来したといわれています。芝生や更地などにしばしば群生しているのをよく目にします。花は5~6月頃咲き、花色は白か赤紫、小型ですが6枚の花弁をもつ可愛らしい姿をしています。葉の形がセキショウ(サトイモ科)の葉と似ていることからこの名が付きました。
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環境修復ゾーン
ふと足元や道路端にもを向けると、そこでもさまざまな野草が花を咲かせています。
環境修復ゾーンでは、ラクウショウの根元にシロバナマンテマ(Silene gallica)の花が群生していました。
ラクウショウの明るい緑の葉と薄いピンクの花が風にそよいで気持ちよさそうな風景を作りあげていました。
お時間に余裕があればここまで足を伸ばしてみて下さい。花の庭とはひと味違う植物を楽しむことができます。 |