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オミナエシ
学名:Patrinia scabiosifolia
科名:オミナエシ科
原産地:日本全国および中国から東シベリア
植栽場所:四季の庭
秋の七草の一つ。
漢字で女郎花と書きます。同属のオトコエシ(男郎花)に比べて弱々しいのでこの名が付いたようです。草刈りなどをした管理の良い草原に生えていますが、近年の草原の管理放棄により減少しているようです。この淡路では、棚田を歩いていると、まれにオミナエシが畦に生えています。独自の匂いを放っていますが、秋に根を掘り、日干しで乾燥させ、煎じて空腹時に飲むと、むくみ、腫れ物に効くと昔からいわれています。
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ハギ
学名:Lespedeza sp,
科名:マメ科
原産地:日本全国
植栽場所:四季の庭など
秋の七草の一つ。
数種類あり、いずれも比較的よく似た外見をしています。
ヤマハギ(L.bicolor)・ミヤギノハギ(L.thunbergii)等。
ハギは、マメ科の根に棲む根粒菌のおかげで、
荒れた土地でも良く育ちます。この特徴を利用して、
道路のり面などの緑化資材として利用されています。
万葉植物の中で、最も多く詠まれた植物はハギです。昔は、女性よりも男性が花を飾ることが多く、挿頭などに使われていたそうです。
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フジバカマ
学名:Eupatorium fortunei
科名:キク科
原産地:本州・四国・九州
植栽場所:正面玄関駐車場
秋の七草の一つ。
自然環境では河原や川岸に自生していました。
しかし、河川の改修工事やダム建設により河川が氾濫しなくなったため減少し
、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
ちなみに、フジバカマではありませんが、よく似た同属のサワヒヨドリは、学校周辺の水田でも見られます。 |
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その他の見頃の植物を紹介します。
秋の草花を中心に集めてみました。 |
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コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma
科名:クマツヅラ科
原産地:日本・台湾・中国
植栽場所:四季の庭
根元に近い方から淳に花が咲き、後を追うように実を付けます。実は緑色から紫色に変化します。一枝で、紫から緑に変化する実の色のグラデーションが味わえます。「ムラサキシキブ」よりひとまわり小振りな実を付けることから「コムラサキ」と呼ばれているようです。
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オタフクナンテン
学名:Nandina domestica cv.Otafukunanten
科名:メギ科
原産地:日本
植栽場所:四季の庭
漢字に変換すると、「お多福南天」。
「南天」は「難転」とも言われています。
「お多福」と「難転」で、縁起木として昔から厄よけ、お正月の際に使われます。この種は、ナンテンの矮性の園芸種で、あまり大きくならず、しかもナンテンのような実も付けないのです。小さいながらも、四季の庭に紅葉の兆しです。
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シュウメイギク
学名:Anemone hupehensis var.japonica cv.
科名:キンポウゲ科
原産地:日本・中国
植栽場所:四季の庭、花の庭
日本に野生状態で生育しているものの起源は中国ですが、私たちがよく「シュウメイギク」といっている今日の園芸品種(主に白の一重の花)は、雑種(上海からイギリスに送られたものと、アネモネ・ビィティフォリアを交配させたもの)が起源です。 |
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シオン
学名:Aster tataricus
科名:キク科
原産地:日本・中国・朝鮮半島
植栽場所:花の庭ガゼボ前
日本の色の中に「紫苑色」という色があります。これはシオンの薄紫のことです。昔の金屏風などをよく見ると、シオンが描かれたりしています。「紫苑咲き 静かなる日の 過ぎやすし」という俳句にあるように、穏やかな秋の夕暮れが似合う花ですね。しかしかなり巨大化します。 |
その他にも、秋の到来を感じさせる植物がたくさん咲いていまよ~。 |
ソリダゴ
学名:Solidago rugosa 'Fire works'
科名:キク科
原産地:北米
植栽場所:ガゼボ周辺 |
サルビア・レウカンサ
学名:Salvia leucantha
科名:シソ科
原産地:北米・中南米
植栽場所:道路沿い花壇など |
ヴァーベナ交配種
学名:Verbena cv. (Glangularia cv.)
科名:クマツヅラ科
原産地:南米
植栽場所:花の庭、正面玄関 |
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白花マンジュシャゲ
学名:Lycoris albiflora |
「暑さ寒さも彼岸まで」ということで、
毎年毎年お彼岸の時期を見計らったかのように咲く、
ヒガンバナが今年も顔を出してくれました。
あまり良いイメージを持たれていないヒガンバナですが、私はとても好きです。
学内には、よくみる朱色の他、写真のようなクリーム色、黄色の園芸品種のヒガンバナを見ることができます。
花言葉は、「また会う日を楽しみに」。ということで、また来年を楽しみに。 |
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