ラナンキュラス
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学 名:Ranunculus asiaticus
別名:ハナキンポウゲ
科 名:キンポウゲ科
植栽場所:球根花壇コーナー
<特徴>
シャクヤクを小形にしたような花を2月頃から咲かせます。花弁の重なりが多く、葉はニンジンに似た形をしているのが特徴です。排水のよい場所を好みます。
<コラム>
属名のRanunculusは、ラテン語の「カエル」の意味です。これは、Ranunculus属の大部分の種類が、カエルが生息するような湿地に自生していることからつけられました。一方、このラナンキュラス(Ranunculus asiaticus)は比較的乾燥した地方原産なので、この属では仲間はずれ的存在なんですよ。
また、この花の花弁のように見えるのは、真の花弁ではなく萼が花弁のようになったものです。花の構造って不思議ですね。
<参考①:中村浩著 園芸植物名の由来>
<参考②:講談社園芸大百科事典 第2巻 春の花Ⅰ>