ALPHA Garden |
見頃の植物 |
(2005.6.2)
|
|
初夏のキッチンガーデン:
|
|
梅雨入りもそう遠くないとはいえ、5月末のアルファガーデンはからからで、うらめしい顔で空を見上げていたところにうれしい雨です。淡路のまさ土という土はまるで「きなこ」のようで、これでもかと言うほど水をやっても(表面を流れるばかりで)なかなか浸みていきません。今日の雨のようにさらさらと優しく、長時間にわたって降るのが何よりの潤いです。こんな季節はずれに歯抜けになっていた生け垣の補植をしたり、夏の一年草も植えかえもしたので、ほっと一安心です。 ジギタリスが最後の見頃を迎えています。開花期間も、株の寿命もあまり長くはないですが、花壇の印象的なアクセントとなる欠かせない植物です。ペンステモンやキンケイギク、スイセンノウ(リクニス・コロナリア)が満開です。サルビア’インディゴスパイア’も秋までの長い開花期をスタートさせました。花壇に夏のにおいが濃くなってきました。 |
|
*コンパニオンプランツとは? なぜかある植物同士を近くに植えたら、同じ物を別の場所に植えたときより育ちがいいと言うことがありませんか?このように二種以上の植物を近くに植えることによって、生育を促進する効果のあるものをコンパニオンプランツ、そうした植え方をコンパニオンプランティングといいます。緑肥植物などもそうですが、一方が他方につく害虫を忌避する成分を持っていたり、反対に害虫を引きつけることで主となる収穫物への被害を減らしたり、また土中の必要な成分を補ったり、分け合ったりといった効果が知られています。イチゴとボリジ、バジルとトマト、キンセンカとジャガイモなど、ハーブと野菜などの組み合わせでよく知られています。またカモミールは近くに植わっているさまざまな植物の生育を助けると言われています。コンパニオンプランティングの効果についてはまだまだ科学的な説明がつかない物も多く、また栽培環境や栽培面積などによっても結果は違います。ご家庭によって、本などに載っていないオリジナルの組み合わせも考えられます。 この夏は、庭先やベランダで見た目に美しく、食べておいしいキッチンガーデン作りに「コンパニオンプランツ」をとりいれてみてはいかがでしょう。 |
2005年4月前半のページ |
2005年5月前半のページ |
2005年5月後半のページ |