ソメイヨシノ
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学 名:Prunus ×yedoensis
科 名:バラ科
原産地:日本
植栽場所:花の庭ガゼボ付近
いわずと知れたサクラの代表種がこのソメイヨシノです。
しかし、ご存知の方も多いかもしれませんが、その起源は最近で、
江戸時代末期に江戸駒込の染井村の植木商人・伊藤伊兵衛が
「吉野桜」として売り出したのが始まりといわれています。
ソメイヨシノは成長が早く、近畿地方では4月上旬に直径4.0~4.5cmほどの
中輪・一重の淡紅白色の花を咲かせます。
ソメイヨシノの人気や全国に広まった要因として、
成長が早い点、花が下向きに絢爛に咲く点(鑑賞しやすい)、
繁殖(接ぎ木)しやすい点の3点が挙げられます。また一般に、
本種を含めたサクラ類は“肥料食い”といわれ、寒肥え(冬期に与える肥料)や
お礼肥え(花後に与える肥料)をあげるとよいでしょう。
また、浅根性でもあることから、根茎の分布域の過度の踏みつけは禁物です。
ソメイヨシノの他にも、ALPHAガーデンにも様々な品種のサクラが植栽されています。
ソメイヨシノのあとは、サトザクラの開花期がやってきます。八重のサクラもまたかわいいものですね。
花言葉:「優れた美人」(ちなみに、3月28日生まれの方の誕生花だそうです