コブシ
-
学 名:Magnolia praecocissima
科 名:モクレン科
原産地:日本
植栽場所:花の庭
山野に生え、高さは5~18メートルになります。
枝先に直径6~10センチの芳香のある白い花が咲き、
花の下に葉が一枚つくのが特徴です。
また、樹皮、芽、花は薬用や香辛料に使われます。
花のつぼみを乾燥させたものを「辛夷(しんい)」といい、
生薬の一つに数えられ、風邪による頭痛や鼻づまりに効きます。
別名田打桜(たうちざくら)ともいい、
昔の人はコブシの開花を目安に田植えを始めたそうです。
今では公園や街路で見ることの多い木ですが、
昔から人の暮らしに関わりのある身近な花木だったのですね。
花言葉:「信頼」、「友情」など