見頃の植物

アカンサス・モリス

アカンサス・モリス
学 名:Acanthus mollis
科 名:キツネノマゴ科)
原産地:地中海沿岸
植栽場所:花の庭、テクスチャーとフォルムのコーナー(ガゼボ裏) ほか

<特徴>

高さ1m前後になる大型で迫力のある、常緑性の多年草です。乾燥に強く丈夫で、ほとんど手間がかかりません。斜面や擁壁でも立派に育ちます。葉の長さは50cmくらいあり、ほかの植物と密植すると、周囲に覆いかぶさるように大きく茂るので、植え付ける場所には気をつけましょう。アカンサス・モリスをはじめ、アカンサス属の植物は葉の形状が造形的に美しいため、花が咲いていなくても、つやのある美しい葉を楽しむことができます。 今が見頃の穂状の花は華やかで、切り花としても楽しむことができます。

<コラム>

ギリシャ時代から栽培されており、文様化された葉(アカンサス文様)は、古代ギリシャのコリント建築の飾り模様として使われていました。 それ以来、西洋ではいろいろな場所でデザインの一部として使用されています。

<参考①:みんなの趣味の園芸 NHK出版         http://www.shuminoengei.jp/>
<参考②:エンゲイナビ      http://www.engeinavi.jp/db/view/link/35.html>
<参考③:講談社  四季花ごよみ・夏>

アカンサス・モリス