見頃の植物

イチゴノキ

イチゴノキ



学 名:Arbutus unedo
科 名:ツツジ科
原産地:南ヨーロッパ、アイルランド
植栽場所:風の詩東側(裏出口側)




イチゴノキは、白い小さな花と丸くて可愛らしい赤い実を同時に楽しむことができる、

ちょっとお得な珍しい木です。開花期は11月~12月、果実熟期は、11月~1月ですが、

1月にも花は残っており、冬の景色の彩りになるのではないでしょうか。


スズランのような壷状の白い小花を多数つけます。開花時期は異なりますが、
同じツツジ科のドウダンツツジやアセビと勘違いしてしまいそうです。


名前は「イチゴ」とついていますが、食べてみると実の味は特に無く、少しスモモの
ような味がします。よく見ると、ヤマモモの実にも似ていますね。
生食にはあまり適していないようで、ジャムや果実酒にすると良いようです。



イチゴノキ  こんなところで大活躍!

学名の「unedo」は「一回食べる」という 意味の造語です。味がないため一度で十分。> 鳥すらあまり食べないとか… なので、庭木にぴったりではないでしょうか。 冬のお庭に、ツバキやサザンカ、ナンテンや センリョウなども良いですが、 可愛い花と実を一本の木で鑑賞したい 欲張りさんにはもってこいです。



<参考①:くらしを楽しむ庭木の本.講談社.p139.2014年10月2日>
<参考②:みんなの趣味の園芸
http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-884>
<参考③:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/i_00007.htm>