ギョリュウバイ
学 名:Leptospermum scoparium
科 名:フトモモ科
原産地:オーストラリア・ニュージーランド
植栽場所:ロックガーデン
鮮やかな赤の花が咲き、葉は握ると痛い。この植物への第一印象は、こんな寒い時期にこんな色の花を咲かせて、それに木自体も全体的に赤いし、なんか変わった雰囲気の植物やなあ、というものでした。Leptospermum属はオーストラリア・ニュージーランドを中心に約40種が分布する常緑の低木だそうで、やはり独自の進化を遂げてきた植物なのだろうか、という感想です。
ギョリュウバイという名前はどことなく日本的で、個人的にはしっくりきていません。この植物はもっと聞いたことない名前であるべきでは、と勝手に思っています。葉の姿がギョリュウ科の樹木「ギョリュウ(御柳)」に似ており、梅のような花を咲かせるので、ギョリュウバイというとのこと。属名のレプトスペルムムはギリシア語のレプトス(leptos:薄い)とスペルマ(sperma:種子)からなり、細長い種子の姿にちなむらしいです。ギョリュウバイは、細かく、堅く、細い葉をもち、梅のような形の花が咲くことに特徴づけられると思います。
こんなところで大活躍!
原産地では、マヌカハニーの蜜源であるとともに、
かつてはオーストラリアの移住者がお茶として利用したといわれています。
一度試してみますか。
<参考①:ヤサシイエンゲイ-ギョリュウバイ http://www.yasashi.info/ki_00008.htm>
<参考②:魅る魅るガーデニング http://www.teych.com/1ghana-31.html >