見頃の植物

エゴノキ

エゴノキ



学 名:Styrax japonica cvs.
科 名:エゴノキ科
原産地:日本
植栽場所:風の庭



日に日に日差しが強くなる5月の今日この頃、新緑の葉の木陰に癒しをもとめてしまいます。
そんなとき枝に連なるように白い花をたくさん咲かせているエゴノキがとても目立ちます。
新緑の緑色をした葉が太陽の光に照らされ、その明るい雰囲気の下で白くて目立つけど、
下を向きどこか控えめな印象をうける白い花を枝先に数個ずつつけています。
日差しが強く感じるようになる5月や、梅雨のじめじめした日が多い6月にひっそりとでも
華やかに花を咲かせるエゴノキは、春の名残と夏の準備をしているようにも思えますね。

エゴノキは北海道南部~沖縄の温帯に自生している中木です。エゴノキの学名Styrax(ス
ティラックス)はギリシャ語の「storax(安息香)」が語源。
実の皮は有毒で魚に食べさせて麻痺したところを捕まえるという漁があったとか。
食べたときにのどを刺激して“エグイ(ひどい)”味がすることからエゴノキという名前が
ついたそうです。

エゴノキ こんなところで大活躍!

 庭木や公園樹木として植栽され ています。 また日本庭園でも見かけること があります。






参考文献:都市の樹木 岩崎哲也 
参考URL :季節の花300 http://www.hana300.com/egonok.html