カンナ
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学 名:Cannna cv.
科 名:カンナ科
原産地:園芸品種
植栽場所:風の庭
カンナは夏から秋にかけて独特の鮮やかな花を咲かせていま
す。カンナの一族は、熱帯アメリカ・アフリカ・熱帯アジア
などかなり広域にわたって野生種があり、園芸種はこれらを
もとにフランスなどで交配改良されたものです。
草丈によって、1.5m以上のものは高性種、それ以下のものは
矮性種として区別され、また葉の色によっても緑葉種・赤葉
種・斑入り葉種などにも分けられ多数の系統と品種があります。
植え方としては、日照が不足すると葉ばかりが茂って花立ち
不良となるので、日当たりの良い所に植えるようにします。ま
た生育期間が長く、しかも次々と花立ちして栄養不足になりや
すいので追肥を行い、肥料切れにならないようにすると、秋ま
で良い花を咲かせ続けます。球根は地下茎が肥大したもので、
花が終わり、一霜降りたところで掘り上げます。日本には江戸
前期に原種カンナが渡来し、園芸種の渡来は明治末期になります。
花言葉:「情熱」
<参考①:柳宗民・坂梨一郎・伊藤義治(1994)花と緑の園芸百科,株)山と渓谷社>
<参考②:夏梅陸夫(2005)花言葉[花図鑑],大泉書店>