見頃の植物

カミヤツデ

カミヤツデ
学 名:Tetrapanax papyriferus
科 名:ウコギ科
原産地:中国、台湾
植栽場所:駐車場横
花の時期:11月~12月

特徴
 そもそも常緑低木ですが、暖地以北では寒さのために落葉します。 葉は70cmほどの大型で、掌状に切れ込みがあります。葉は幹の上部に密に互生し、葉裏に白い綿毛があります。 花は小さく黄緑白色で、枝先に円錐状に多数つきます。 また、茎の髄から紙の原料となる繊維をとります。

豆知識 【ヤツデとカミヤツデ】
 カミヤツデとヤツデは同じウコギ科の植物ですが、属が違うので少し遠い関係にあります。 見た目の違いとしては、カミヤツデの葉はヤツデの2倍近い大きさがあります。 また、ヤツデの葉は照りがありますが、カミヤツデにはありません。 カミヤツデは南国的な雰囲気をもつので観葉植物として利用されますが、野生化して生態系を崩す恐れがあるといわれ、神奈川県などで対策が取られています。カミヤツデは地下茎と鳥による種子散布によって増えるので、植栽の際には注意が必要です。


<参考①: 松江の花図鑑>  
<参考②: ブログ なんでも小田原>  

カミヤツデ