フレンチラベンダー
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学 名:Lavandula stoechas
科 名:シソ科
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ
植栽場所:風の庭、園芸療法ガーデン
花の時期:5~7月
特徴
常緑の小低木です。Lavandula属の仲間は、日本では蒸れや耐暑性が低いために弱ってしまうことも多いですが、
このフレンチラベンダーの仲間は少しだけ耐暑性があります。耐寒性も少し低いので暖地向きです。
花穂の頂点におよそ2枚の苞葉がウサギの耳のようにつくことが特徴的です。
花の香りとしてはイングリッシュラベンダーほどありませんが、それでもラベンダー独特の香りは持っているので花に近づくと癒されます。
豆知識 【ハーブとしても有名】
花や茎、葉などに芳香があり花壇以外にも有用なハーブとしても扱われます。蒸留して得られた精油(エッセンシャルオイル)を香料や香水の材料とします。
芳香の主成分は酢酸リナールやリナロールで、この2つで芳香成分の8割以上を占めます。
いくつかの種から精油が採取できますが、その中でもイングリッシュラベンダーが最も質が高いとされています。
その他の活用法として浴用、 ポプリ、ドライフラワー、ハーブティーなど幅広いです。
フレンチラベンダーはドライフラワーにしても苞葉が残るのでかわいらしいですね。
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<参考①: ヤサシイエンゲイ>
<参考②: 園芸ナビ植物図鑑>
- (撮影日:5月23日)