ギョウギシバ
-
学 名:Cynodon dactylon
科 名:イネ科
原産地:日本
植栽場所:花の庭
花の時期:6月~8月
特徴
海岸、路傍、空地などに群生して広く分布する多年草。草丈は15-40cmになります。
地面で匍匐茎を四方に伸ばし、節々から茎と根を出して増殖します。茎や葉は硬く、葉は無毛で長さは5‐8cmほどです。
踏みつけに強く、バミューダグラスという芝生として利用される仲間もあります。
花序は直立し、先端は2‐7個の総(花序の枝)に掌状に分かれ、そこに紫色の小穂をつけます。
豆知識【ギョウギシバの花】
ギョウギシバは普通に見かける草ですが、その花を注意深く見ることはあまりないと思います。
ギョウギシバの花をルーペで拡大すると、紫色でブラシ状の柱頭と白っぽい葯を見ることができます。
観賞用の花のような華やかさはありませんが、ギョウギシバの花もよく見ると綺麗な色をしています。
普段はあまり注目しない植物も、観察してみると面白い発見があるかもしれませんよ。
ただし、ギョウギシバは花粉症のアレルゲンの1つといわれているので、イネ科の花粉症の方はご注意ください。
-
<参考①: 三河の野草>
<参考②: アレルギー便利帳>
- (撮影日:5月23日)