サンビタリア'スタービーニ'
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写真:サンビタリア'スタービーニ' |
学 名:Sanvitalia speciosa
科 名:キク科
原産地:メキシコ
植栽場所:花の庭(サクラの木横の花壇)
夏が大好きなサンビタリア。花をよくよく見てみると、愛らしく少し控え目で小柄なヒマワリのよう。
サンビタリアの名前は、植物学者の名前に因んだものです。和名はジャノメギク(蛇の目菊)。中央が暗褐色の黄色いものもあり、ヘビの目のように見えたのでしょうか。
葉は全縁対生で、花は小さく、ALPHAのサンビタリアは中央の管状花がグリーンの黄色のみですが、この他にも山吹色やレモンクリーム色などのバリエーションがあります。
この花壇で修士論文の研究を行っている研究科5期生の中辻さんに管理のポイントをうかがいました!
中辻さん:「ALPHAガーデンのサンビタリアは、苗から花壇へ移植したものです。移植に弱い性質のためか、根をしっかりと張るまで時間がかかりました。そのため移植後は土が乾くとしおれやすく、水の管理に気を遣いました。スタービーニの色は派手な黄色ではないので、ナチュラルなお庭にオススメです!」
中辻さんありがとうございました! 同じ花壇の他の苗と比べると少し小ぶりな部分が一部あるのは、移植後に雨が多い今夏のせいというのもあるかもしれませんね。これから秋を迎え安定すれば、黄色したキュートな小花をもっとたくさん咲かせてくれる予感がします。とっても楽しみです!
最後に一首...
夏風が サンビタリアを クスクスと いつも愉快に 揺らして遊ぶ (詠み手:夏風 晩夏)
<参考①:原色園芸植物図鑑VolⅠ. P.72. 1963年(株式会社保育社)>
<参考②:ガーデニング基本大百科. P.45. 2000年(株式会集英社)>
<参考③:花の暮し 夏. P.160. 1996年(株式会社第一出版センター)>
<参考④:Hakusan.http://www.hakusan1.co.jp>