薔薇色の日々
- このページでは「見頃の植物」をご覧いただいているみなさまに、淡路景観園芸学校の学生ならではの生活を、写真とともにお送りします。
更新は「見頃の植物」と同じ日にちを予定しています。お楽しみに!
9月の薔薇色の日々は・・・
夏の暑さも落ち着きをみせてきていますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さてさて、
太陽が燦々と降り注ぐこの季節は、植物たちの実りの季節ですね!
初夏にはビワやサクランボ、
暑い夏の日にはスイカやモモ、南国を思わせるパイナップルやマンゴー、
秋には、ブドウやリンゴ、ナシ、カキ、クリなど、
植物の果実を口にすることも多いでしょう!!
そこで、今回の「薔薇色の日々」では、
そんなおいしい果物に潜むアレルギーについてみていきたいと思います。
果物のアレルギーは、植物のアレルギーとして最も知られている花粉症に関わりがあるようで、花粉症の人に出ることが多いようです。
症状は、果物を食べると、口の中が痒くなったり、しびれたり、違和感を感じたりすることがあります。
場合によっては、皮膚や粘膜にじんま疹が出たり、目や鼻の痒み、腹痛、吐き気、下痢などの消化器症状を生じることもあります。また、気管支喘息を誘発したり、アナフィラキシー反応を起こしたりと、十分な注意が必要ですね!
症状を誘発しやすいフルーツとしては、リンゴ・キウイ・モモ・メロン・サクランボ・マンゴー・グレープフルーツなどがあります。
リンゴ・モモ・サクランボはバラ科の植物であり、そのバラ科の仲間で症状が出るということもあるので、覚えておくとよいでしょう!
また、今まで大丈夫であったものでも、摂りつづけることで症状が出ることもあるので安心はできません!!
果物を食べる際には、「おいしい果物にはアレルギーがあることある」ということを頭の片隅に置きながら、果物を存分にたのしんでくださいね!
以上、9月の「薔薇色の日々」でした。
次回も、お楽しみに!
* * 見頃の植物編集部 * *
研究科5期生(大学院2年)