アゲラタム
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写真:アゲラタム |
学 名:Ageratum houstonianum
科 名:キク科
原産地:メキシコ、グアラマラ
植栽場所:花の庭(サクラの木横の花壇)
アゲラタムは、小さなアザミのような花の形状をしています。品種はさまざまで、切花で利用される背の高い「高性種」、花壇などで利用される背の低い「矮性種」、色も青、紫、桃、白があり、初夏から秋にかけて多く見かけられます。
花の庭に咲いているアゲラタムは矮性種です。背が低く、こんもり生えていてかわいらしい印象を受けました。花は爽やかな青色で清々しく、小さな円盤状で頭状花序がポンポンとついていて優しい気持ちになります。よく観察してみると、円盤状のままの花もあり、コロンとしていてかわいらしいです。
語源は、ギリシャ語で否定を表す「ア」と「ゲラス」という年をとるという意味から、「老いを知らない」、「古びない」といった意味を持ちます。私もアゲラタムのように老いを知らない女性でい続けたいものです。また、花言葉は「信頼」「幸せを得る」「安楽」と言われていて、こちらもとても素敵な花言葉なので、切花、寄せ植えとして、大事な人にプレゼントするのも良いかも知れませんね。
それではここで、アゲラタムについて一句
枯れ果てぬ 潤し続ける アゲラタム(読み手:緑川 直美)
<参考① 大峡弘通.朝日園芸百科p.25.1988年(朝日新聞社)>
<参考② 鈴木勤. 決定版 生物大図鑑 園芸植物Ⅰp.202.1986年(株式会社 世界文化社)>
<参考③ ヤサシイエンゲイ.http://www.yasashi.info/a_00007.htm>
<参考③ 花言葉辞典.http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_5.html>