見頃の植物

イオノプシディウム

イオノプシディウム



学 名:Cochlearia acaulis(Ionopsidium acaule )
科 名:アブラナ科
原産地:ポルトガル
植栽場所:講義棟 東側出入口前花壇





遠くから見ると、まるでうっすらつもった雪のよう。
よく見ると、淡い紫色の、とても小さな花をたくさん咲かせたイオノプシディウムでした。
はっきりした十字架型の四枚の花弁が特徴的です。
これはアブラナ科の花弁の基本数ですね。
決して派手ではありませんが、控えめで可愛らしい花です。
別名は、「ダイアモンド・フラワー」「バイオレット・クレス」。


草丈は、学校では5㎝程でかなり低いですが、20㎝程になるものもあるようです。
一年草ですが、花の後のこぼれ種によって翌年も花は咲き、カーペット状に広がります。
寒さの厳しい地域でなければ12月頃から咲き始めるイオノプシディウム、
きらめく雪に見立てて、寄せ植えや花壇に活用してみたくなりました。



イオノプシディウム  こんなところで大活躍!

小花が可愛らしく、一面に広がるため、寄せ植えにも花壇にも
お庭のちょっとしたスペースにも使える場面はたくさんありそうです。
お庭だと、一年草なのに翌年も咲いてくれるのは嬉しいですね。
他の草花を引き立てる、名脇役となってくれそうです。




<参考①:くらしを彩る花の本.講談社.p161.2014年3月5日>
<参考②:イオノプシディウム 新・花と緑の詳しい図鑑
http://garden-vision.net/flower/agyo/ionopsidium.html>
<参考③:イオノプシディウム/みんなの花図鑑
http://minhana.net/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%83%A0(%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC)>