見頃の植物

ピンクネコヤナギ

ピンクネコヤナギ



学 名:Salix gracilistyla
科 名:ヤナギ科
原産地:地中海沿岸
植栽場所:園芸療法ガーデン、風の庭



 今回紹介するのはネコヤナギの仲間のピンクネコヤナギです。ネコヤナギの花穂は、銀白色ですがピンクネコヤナギの花穂は、ピンク色をしています。
 河川の土手など、湿り気があり水はけと日当たりの良い場所を好む落葉低木です。  ネコヤナギの特徴は何と言っても花穂であり、猫のしっぽのように見えることから、「猫の尾をした柳」の意味でネコヤナギと名付けられたそうです。触ると絹の様な肌触りでふかふかして気持ちがいいです。
 雌雄異株で前年の枝に花穂を付ける。雄株と雌株の区別の仕方は雄花の方が花穂がやや大きいことです。









ピンクネコヤナギ  こんなところで大活躍!

 花穂の雰囲気が日本人に好まれるため春の生け花の材料として人気があります。
 樹液はカブトムシやクワガタ、カナブン、スズメバチの好物でもあります。
植えている場所を覚えておけば昆虫採取もできそう。正しスズメバチには注意が必要です。
 樹皮にはサイシンという物質が含まれており、アスピリンの母体となった物質であるそうです。
頭痛があるときはネコヤナギに触れていると効果がある・・・のかな?

<参考①:イー薬草・ドット・コム http://www.e-yakusou.com/sou/soum054.htm>  
<参考②:みんなの植物図鑑 http://minhana.net/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE>  
<参考③:やさしいエンゲイ http://www.yasashi.info/ne_00008.htm>  
<参考④:NHK趣味の園芸 樹木図鑑>