ニホンズイセン
学 名:Narcissus tazetta var. chinensis
科 名:ヒガンバナ科
原産地:地中海沿岸
植栽場所:噴水広場向かい道路の斜面
春を告げる草本として古くから親しまれており、雪に埋もれていても春を訪れを知らせるので雪中花(せっちゅうか)をも呼ばれています。
ニホンズイセンの花は外側が白い6花弁で真ん中にある副花冠というお椀型の黄色い花を咲かせます。
花の香りも良く、ジャスミンの様なすっきりとした甘さのある芳香がします。
学名のナルキッサスはギリシャ神話の美少年の名前からきておりナルシストの由来はここからきていると考えられています。
しかしその美しさには毒があり、たびたびニラや玉ねぎと間違え食中毒を起こすケースがあるそうです。
見分け方として、ニラとの区別としてニラは臭いをかげば強いニラ臭がするがスイセンはほとんど無臭です。
スイセンを育てるときは食用の畑と混ざらないよう注意が必要です。
こんなところで大活躍!
南淡路市の灘黒岩水仙郷では諭鶴羽山の南側斜面に面した約7haに500万本のスイセンが群落しており、日本三大群落地の一つとして数えられるスイセンの名所です。
見頃は2月の下旬で、斜面いっぱいに広がるスイセンに圧巻されることでしょう。
また私たちが作ったスイセンナンチャンの看板が皆様をお待ちしております。今の時期淡路のオススメスポットです。
<参考①:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/su_00001.htm>
<参考②:ガーデニング花図鑑 http://sodatekata.net/flowers/page/64.html>
<参考③:自然毒のリスプロファイル厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/higher_det_09.html>
<参考④:花図鑑鉢花 出版:草土出版編集部>