ガランサス・エルウェシー(スノードロップ)
学 名:Galanthus elwesii
科 名:ヒガンバナ科
原産地:南ヨーロッパ
和名:オオマツユキソウ
植栽場所:メタセコイアの下・カラーガーデン
可憐な花です。地面からぴょこ、と芽がでて、先に小さな白い花が咲きます。妖精が花になったらこんな感じかもしれない、と思わせる姿です。
草丈は10cmほどと小さく、一つだけ咲いているのもかわいいですが、数株がまとまっているのもよいと思います。
Galanthus属の植物をスノードロップと呼び、他にも別の種や品種がありますが、
日本で主に栽培されているのは、このオオマツユキソウ(Galanthus elwesii)です。
ヨーロッパの伝説を紹介します。天界から地上に降りたアダムとイヴが雪の中には花も咲かないと嘆いていたところ、
天使が悲しむことはない、とそっと雪に触れます。すると解けた雪の滴から可憐な純白の花が。
スノードロップはこうしてこの世に咲き始めたといいます。
天使の慈しみを感じる伝説ですね。スノードロップの花言葉は「希望、慰め」など。
こんなところで大活躍!
冬の花壇に。かわいらしい姿に癒されます。
2月から3月にかけて咲くので、スノードロップが咲くと、春はもうすぐそこ、ということかもしれません。
<参考①:『草花2 宿根草・球根草を楽しむ』主婦と生活社(1977.10.15)>
<参考②:村井千里・久山敦『花図鑑 球根宿根草 草土花図鑑シリーズ8』草土出版(1998.10.2)>