ウメ
学 名:Armeniaca mume /Prunus mume
科 名:バラ科
原産地:中国
植栽場所:図書資料棟の西側
春の訪れを感じることが出来る、おなじみのウメ。学校の中では、紅、桃、白色の三色のウメを楽しむことができます。
ウメは遠くから眺めてももちろん美しいですが、近づいて見れば見るほど、もっと魅力を感じることができる花です。
では、じっくりウメの花を見てみると…
おしべがかなりたくさんあることに気がつきましたか?
いったい何本くらいあるのでしょうか?
調べてみても、正確に決まった数はないようです。そこで、せっかくなので数えてみることにしました。
私が数えたものでは…
51本ものおしべを確認することができました。
また、めしべも二手に分かれていました。1枚1枚の花びらはとても美しく、ほのかに良い香りがします。
小さな花の中に、たくさんのものがぎゅっと詰まっているウメ。みなさんも一度じっくり観察してみてはいかがでしょうか。
こんなところで大活躍!
ウメは中国原産の花木ですが、昔から日本人に親しまれているようです。
なんと、『万葉集』では100首以上に詠まれています。
雪と共に詠まれていることが多いそうで、今も昔も、
寒い冬の終わりにウメを見て、春の訪れを感じているのは変わらないのですね。
<参考①:くらしを楽しむ庭木の本.講談社.p14.2014/10/02>
<参考②:たのしい万葉集http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/flower/ume.html>