見頃の植物

アンドロポゴン




学 名:Andoropogon scoparius'The Bliues'
科 名:イネ科
原産地:北米
植栽場所:エルフガーデン


秋の紅葉と言えば、モミジや今回の見頃でも紹介するフウのような樹木をイメージすることが多いと思います。

今回紹介する植物は‘紅葉するオーナメンタルグラス’です。名前はアンドロポゴンと言います。 アンドロポゴンは耐寒性のある宿根草で、春~夏は緑色、秋になると赤く色を変えこの時期に穂が出ます。紅葉と 同時期に小穂が出ていて、すっかり冷たく感じるようになった秋風に揺られなびいています。秋の見頃を濃縮したか のような雰囲気を感じさせてくれる植物です。

アンドロポゴンの名前の由来はギリシャ語で「男の」という意味の「andoro」と「ひげ」という意味の「pogon」 つまり「男のひげ」のように見えたということから命名されたようです。確かにススキの小穂と比べても、毛が短く 固そうに見えます。触れても違いは分からない程度ですが。

エルフガーデンでは11種類のオーナメンタルグラスが植栽されていますが、夏場はスティッパ等が存在感があり、 このアンドロポゴンは印象に残ることがありませんでした。それぞれの主役になる季節を考えた植栽をすれば、 季節を通してガーデンにアクセントを付けたり、季節感を演出してくれていますね。












ハクモクレン(実と冬芽)

こんなところで大活躍!
自然な雰囲気を演出したい庭作りには ぴったりです!









参考文献: 樹木の葉 林将之