見頃の植物

プレクトランサス・アルゲンタツス




学 名:Prectranthus argentatus
科 名:シソ科
原産地:オーストラリア等
植栽場所:メタセコ緑地



11月に入り、本格的に寒くなってきました。
朝散歩をしていると、朝露に濡れた植物が眩しい今日この頃です。


今回はメタセコ緑地の中心で存在感を放っているプレクトランサス・アルゲンタツスの紹介です。


低木の常緑多年草で、高さも幅も0.5~1.0mまで大きくなるそうです。
花はシソ科特有の四角形の茎から1cmほどの薄紫の筒状花を控えめにつけています。

葉は卵形で、大きいものは8cm程になるものもありました。
歯の裏側はメロン皮のようになっていて葉脈がはっきり確認できます。
写真を見てもわかりますが、葉全体が銀色がかっており、
触ってみるとビロードのような質感があります。


この質感を楽しませてくれている葉毛は、
保湿力を高め、乾燥に耐える役割を担っており、
そのため美しい葉を一年中鑑賞できるみたいです。


また、アルゲンタツスは越冬する事も容易で
屋内の明るく、涼しい場所で越冬し観葉植物として楽しむことも
できるそうです。



プレクトランサス・アルゲンタツス

こんなところで大活躍!
プレクトランサス属のPlectranthus amboinicusという種(日本でアロマティカスの名でよく流通しているもの)は、
有用植物(人間の生活に役に立つ植物)として料理にも使われています。
多肉植物で香りはミントによく似ていて、海外ではお肉やお魚の香辛料として使われるみたいです。
また、日本でもハーブティに使われたり、ソーダ水にも入れて楽しまれているようです。







<参考①:趣味の園芸 2012年11月号 p509>
<参考②:Plectranthus argentatus - Plant Finder http://www.missouribotanicalgarden.org/PlantFinder/PlantFinderDetails.aspx?taxonid=262385&isprofile=0&>
<参考③:Plectranthus argentatus | silver spurflower/RHS Gardening https://www.rhs.org.uk/Plants/103696/Plectranthus-argentatus/Details?returnurl=%2Fplants%2Fsearch-results%3Fform-mode%3Dfalse%26query%3DPlectranthus%26aliaspath%3D%252fplants%252fsearch-results>
<参考④:How to grow: Plectranthus argentatus  http://www.telegraph.co.uk/gardening/3335953/How-to-grow-Plectranthus-argentatus.html>
<参考⑤:今注目の植物 香りもよくて食べられるアロマティカスとは https://locari.jp/posts/19995>
<参考⑥:園芸ノート http://marimugi.web.fc2.com/enngei.html/engeinooto1.html>