見頃の植物

薔薇色の日々

このページでは「見頃の植物」をご覧いただいているみなさまに、淡路景観園芸学校の学生ならではの生活を、写真とともにお送りします。
更新は「見頃の植物」と同じ日にちを予定しています。お楽しみに!


あけましておめでとうございます。
本年も見頃の植物、バラ色の日々をよろしくお願いします。

【新年会】
~手巻き寿司&餅つきパーティー~



1月8日に集会室で新年会を行いました!!


イカ、カツオ、たまご、きゅうり、ツナサラダ…、たくさんの具を準備して手巻き寿司を食べました。


今年は澤田先生指導のもと、
みんなで交代しながらお餅をつきました。
杵がふらついたり臼に当ててしまったりと慣れない手つきでしたが、



最後には滑らかなお餅ができあがりました。






ついたお餅はすぐに試食!!
きなこ、砂糖醤油、大根おろし入りポン酢を用意。
余ったお餅は持ち帰り、鍋に入れたり朝ごはんになったりと大活躍です。






【授業風景】
~学生が実際に花壇を施工~

とある1年生の授業の様子を紹介します。
ガゼボから少し下ったところにある宿根草ガーデンで作業しています。


植わっていた宿根草の株分けと耕耘した花壇への植え付けをしました。
ちなみに植え付けているこの植物はソリダゴ(キク科)です。
掘り上げた株をみると根や増殖の過程がよくわかります。



管理機で耕せない境界部分はみんなでの作業となります。
肥料、有機石灰、バーク堆肥を混ぜて土壌改良します。



みんなで協力して施工した花壇なのでこれからの姿が楽しみです。





【バードウォッチング】
~植物に変化はないけどエサを求めて鳥たちは必死~

環境修復ゾーン周辺でバードウォッチングを行いました。
澤田先生に教えていただきながら、静かに鳥の声を聞くところから始まります。



参加した学生6人はバードウォッチング初心者だったので、
双眼鏡で鳥を捉えるのにも一苦労…
でもかわいい鳥の姿が見えるととっても嬉しかったです!!



緑の少ない今の時期だからこそ目立つものもあります。


例えば、道中に落ちていた小動物(テン)のふんにはムベの種子がたくさん!!
おいしかったのかな?



バードウォッチングに戻り、
ふと空を見上げると落葉樹の枝にウスタビガの美しい緑色の繭が佇んでいました。 このガの仲間を飼いならしたものが絹糸をとるカイコ(蚕)だそうです。

また、別の木の枝には鳥の巣が残っていました。巣の材料はどうやらクモの糸でした。
繊維質だったら何でもいいのかな?






移動時にはプラントウォッチング(植物観察)です。

いつ咲いているのかな~?と思っていたナワシログミは、
この時期に開花して春先に赤い実をつけるそうです。



こちらはマユミの樹上に残された果皮です。鮮やかな赤色でよく目立ちました。
マユミを含むニシキギの仲間は紅葉もきれいですね。





楽しかったツアーの終わり際、満開となったマホニアの花へメジロが蜜を吸いにやってきました。
昆虫の少ない今の時期に花を咲かせる植物にとって、
メジロやヒヨドリが受粉を手伝う役目を負っているそうです。



最終的にアオジ、ノスリなど8種類ほどの鳥を観察しました。

初心者のバードウォッチングには対象の大きいカモなど水辺の鳥がいいそうです。
みなさんも楽しんでみてはいかがでしょうか?








* * 見頃の植物編集部 * *
研究科4期生(大学院1年)