デージー(別名:ヒナギク)
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学 名:Bellis perennis
科 名:キク科
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ
植栽場所:園芸療法ガーデン、カラーガーデン
花の時期:3~5月
特徴
本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では花後の暑さで弱ったり枯れたりすることが多いので
一年草として扱われます。自生地のヨーロッパではごく普通に見られる野草で、芝生地では雑草扱いされるようです。
野生種は一重咲きの白花ですが、栽培されているのはこの一重とそれをもとに改良された八重咲きの園芸品種で、
花色は白以外にピンクや赤、サーモンがあります。花の大きさは径3~8cm、草丈は20cm程度です。
豆知識 【○○デージー】
「○○デージー」と名のつく植物は多く見かけます(ユリオプスデージー、シャスタデージー、
グロリオサデージー=ルドベキア、ブルーデージー、リビングストンデージーなど)。
しかし、それらは別属あるいは別科のものです。デージーを含むキク科ベリス属はヨーロッパやアフリカに
およそ10種が知られていますが、デージー以外の種はほとんど栽培されていないそうです。
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<参考①: ヤサシイエンゲイ>
<参考②: 新・花と緑の詳しい図鑑>
- (撮影日:2月25日)