サルスベリ
学 名:Lagerstroemia indica
科 名:ミソハギ科
原産地:中国南部
植栽場所:沈床庭園付近
‘こんな暑い中、あの木きれいな花が咲いてるぞー!取りにいこー’
つるんッ!!!
ごろごろごろ・・・・
木登り上手のお猿さんでも、つるっと滑って登れなさそうな幹がなめらかであることから、
その名がついたと言われているサルスベリが今見頃です!
つるつるの幹は淡褐色の薄い樹皮がはげ落ちた後が白くなるそうです。
葉は3~8cm葉柄がほとんどなく、全縁で幹といっしょでつるつるしている気がします。
そして今月の見頃の植物の決定のポイントとなった花ですが、紅紫色や白色もありますが
私が見た学校のサルスベリは小さな薄ピンク色のお花をつけていました。
このお花は7月から10月頃までと長く咲くので
このように百日近くにわたって咲くことから別名の「百日紅」がつけられたようです。
個人的な感想ですがよ~く見てみると、しわが多くて小さいスイートピーに似たお花でした。
実物を見てみたい!と思った方!おられると思いますが
観察しようと枝に手をのばすと、パラパラパラ~とすぐに花弁が落ちてしまうので(私はだいぶ落としてしまったので)
手の届く範囲の花を観賞なさる際は、そ~っとのぞいてあげるくらいがいいかもしれませんね(汗
こんなところで大活躍!
公園や庭園樹でよく利用されているみたいです!
上記もしましたが、サルスベリは7~10月と花の少ない暑い夏の花木として重宝されているみたいです。
<参考①:山溪カラー名鑑 日本の樹木 p512>
<参考②:日本の樹木 枝・葉で見分ける540種 p244>
<参考③:シリーズ自然を読む サルスベリ http://elekitel.jp/elekitel/nature/2013/nt_135_srsb.htm>