見頃の植物

オーストラリアン・ローズマリー

オーストラリアン・ローズマリー
学 名:Westringia fruticosa
科 名:シソ科
原産地:オーストラリア南東部
植栽場所:車道沿い
花の時期:2月~10月

特徴
 オーストラリア原産の常緑性低木です。 細長い葉や花のかたちが同じシソ科のローズマリーに似ているところからこの名付けられました。 ローズマリーは茎葉に芳香があるハーブですが、この植物は姿形が似ているだけで芳香はありません。
 この白色の小花は秋頃まで楽しむことができます。 株は全体敵にこんもりふんわりした、優しげな姿になります。 そんな花と全体の姿から、少し優雅な雰囲気を演出してくれる植物といえるでしょう。

豆知識 【仲間がいっぱい。シソ科の植物たち】
 シソ科はほとんどが草本で、植物体には香気を放つものが多い科です。 シソやハーブのイメージをしていただけるとわかりやすいと思います。 そんな中、今回ご紹介したオーストラリアン・ローズマリーはシソ科では変わり者なのかもしれません。
 花は左右対称で、花弁の形が唇状になっています。 また、花色は白や青、紫、淡いピンクなどの色が多いことも特徴です。 シソ科の植物は道端に生える野草も多いので、その花の様子を観察してみてはいかがでしょうか。



<参考①: ヤサシイエンゲイ>  

オーストラリアン・ローズマリー
(撮影日:2月2日)