ミソハギ
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学 名:Lythrum anceps
科 名:ミソハギ科
原産地:日本
植栽場所:風の庭の水辺
花の時期:7~8月
特徴
日本の湿原や小川、用水路の縁などの水辺に生え、日本各地に自生している宿根草です。
高さは1m内外で、株元は少し木質化します。
青々とした水辺の風景にピンクの色合いがきれいですね。
水気のある所を好むためか、切り花や庭園用として栽培されているみたいです。
豆知識 【祭事との関係】
ミソハギは漢字で書くと禊萩。
名前の由来は、汚れを払う為の水を注いで悪霊を払う禊に使ったとされ、
祭事や盆飾りの供物を清める意味から『禊萩』ミソギハギとなり、それが転じてミソハギになったそうです。
盆棚に供える盆花として使われていたそうで、夏の中でもまさにお盆頃が見頃なのかもしれません。
とはいえそれは旧暦のお盆のこと。
現在の見頃はは昔より後になってくるようです。
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<参考①:山渓カラー図鑑 園芸植物(1998)p276 鈴木基夫・横井政人 監修 山と渓谷社>
<参考②: NHK出版 みんなの趣味の園芸>
<参考③:山渓ハンディ図鑑1(2009)p226 野に咲く花 林弥栄 監修 山と渓谷社>
- (撮影日:7月22日)