見頃の植物

サルビア・レウカンサ‘ピンクアメジスト’

サルビア・レウカンサ‘ピンクアメジスト’



学 名:Salvia leucantha
科 名: シソ科
原産地:中央アメリカ
植栽場所:エルフガーデン、メタセコ花壇





 サルビア・レウカンサといえば、みなさんおなじみのビロード状の紫色の花をつけるサルビアです。つい触れてみたくなるふわふわした花が、少し寒くなってきたこの時期にもぴったりですよね。

 今回紹介したいのは、サルビア・レウカンサの品種である、‘ピンクアメジスト’です。どこかで見かけたことはありましたか?実は日本ではまだ今年から販売されるようになった新しい品種で、あまり見かけたことはないかと思います。

 私はこの花を見た瞬間、「可愛い!!女の子が好きそうな色合いだ!」と思いました。この花のピンク色と白色(私はシルバーグリーンに見えます。)のパステルカラーの組み合わせは相性が良く、柔らかくてロマンチックな印象を与えてくれます。

 サルビアは様々な仲間がありますが、レウカンサは半耐寒性の宿根草、短日性で晩夏~秋に開花します。特に萼に、そして花弁にもたくさん毛が生えているため、ビロード状に見えます。‘ピンクアメジスト’は、最初は白~シルバーグリーンの蕾(後の萼の部分)ですが、小さなピンク色の花弁がぴょこっと顔を出し、だんだんと花弁が伸びていきます。中には雌しべが出ているものもありました。この雌しべまでうっすら白い毛がありました。花弁が枯れたり下に落ちたりしても、ふわふわの萼はそのままの状態で残ります。

 葉は対生で、細長く、緑色です。葉は意外と普通なんだなぁ、と思って裏返してみると…、裏側には繊細な毛がびっしり!こちらもまた肌触りがよいです。

 このふんわりした色合いと感触の‘ピンクアメジスト’、これからどんどん人気が出てくるのかな?と期待です。



サルビア・レウカンサ‘ピンクアメジスト’  こんなところで大活躍!

 ALPHAではガゼボ近くのエルフガーデン、一般駐車場裏のメタセコ花壇に植栽されています。シルバーリーフなどとも相性が良さそうです。‘ピンクアメジスト’の群生も見てみたいですね。



参考①:タキイ種苗株式会社
参考②:講談社編「四季の花色大図鑑」講談社、20010年11月
参考③:ヤサシイエンゲイ「サルビア・レウカンサ」<http://www.yasashi.info/sa_00026.html>
参考④:タキイネット通販「サルビア・レウカンサ ピンクアメジスト」<https://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NSV017&prev=enable>
参考⑤:engei net「サルビア・レウカンサ:ピンクアメジスト3.5号ロングポット」<http://www.engei.net/Browse.asp?ID=105161>