スズランスイセン
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学 名: Leucojum aestivum
科 名:ヒガンバナ科
原産地:地中海沿岸と中部ヨーロッパ
植栽場所:花の庭
花の時期:4~5月
特徴
一般的には英名のスノーフレークで親しまれている多年生草本の球根植物です。
スイセンのような茎にスズランのような白い花を咲かせます。
草丈は30~50cm、花は花茎の先に小花を4~8個垂下させ、
鈴状の白花の花弁の先端にある緑色の斑点がチャームポイントになっています。
初夏には葉が枯れて、秋まで休眠に入ります。
豆知識 【名前の由来は?】
和名のスズランスイセン(鈴蘭水仙)は、見た目そのままが名前になっています。
学名は属名のLeucojumが「白いスミレ」という意味で、花が白色でスミレに似た芳香を放つことに由来します。
種小名のaestivumは「夏の」という意味です。
日本の文献では「原産地では夏に開花することに由来するようです。」と書かれているものもありますが、本当にそうなのかはよくわかりません。
とても愛らしく可憐な雰囲気を持ちますが、ヒガンバナ科の植物でアルカノイド系の毒を含むため口にしないよう注意しましょう。
名前の似た球根植物に、早春に白い花を咲かせるスノードロップがありますがこれは別属の植物です。
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<参考①:花卉園芸大百科13 シクラメン/ 球根類 農文協編 2002
<参考②:趣味の家庭園芸 3 草花Ⅲ 球根草花 1978
<参考③:花図鑑 球根・宿根草 花のガーデニング 1999
<参考④: weblio辞書 植物図鑑 スノーフレーク>
<参考⑤: ヤサシイエンゲイ スノーフレーク>
<参考⑥: ブログ春の花図鑑>
<参考⑦: ブログ魅る魅るガーデニング>
- (撮影日:4月14日)