見頃の植物

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウ
学 名:Helleborus orientalis
科 名:キョウチクトウ科
原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ
植栽場所:花の庭
花の時期:4~7月

特徴
 ほふく性、常緑の亜低木。花をつける茎は40から50cmですが、全く花をつけない茎は1m以上にも伸びます。  風車のような形の花を多数咲かせます。葉は、長さ約4~8cmの卵形から楕円形で、光沢があります。

豆知識 【風車形の花を咲かせる種類について】
 本種をはじめとするキョウチクトウ科のつる性の植物には、風車のような形をした花を咲かせる種類が多いです。  初夏に咲く、テイカカズラ、ケテイカカズラなども似た形の花を咲かせます。  キョウチクトウの仲間ですので、葉や茎をちぎると白い液が出ます。  白い汁は有毒なのでこの種類の切り戻しを行うときは、ビニール手袋をはめて作業されることをおすすめします。



<参考①: 「朝日園芸百科第3巻」朝日新聞社(1988年)  

ツルニチニチソウ
(撮影日:3月29日)